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数学科大学生が計算ミスを減らす方法を真剣に紹介する

こんにちは、中の谷のナウシカです!

 

僕はバイトで高校生に数学を教えているのですが、そこでよくこんな質問をされます。

 

「計算ミスってどうやったら無くなるんですか??」

 

分かるよ高校生、その気持ち。

 

僕自身計算ミスは昔から多い方でした。

しかし、今思い出してみると受験期の後半になってくると計算ミスは減っていったように覚えています。

 

どうやって計算ミスを減らしていくのか、その方法について紹介したいと思います。

 

 

 

 

計算ミスの種類

計算ミスもそのミスの仕方によっていくつか種類があります。

まずは自分のしやすい計算ミスの傾向をしっかりと把握しましょう。

 

  • 注意力不足

いわゆる2+3=6になっちゃう計算ミスです。このミスが多分一番多いのではないでしょうか。

答え合わせをしているときになぜこんな変なミスをしてしまったんだろうと思いますよね。それはつまり、その計算をしているときの記憶が無いのです。無意識に計算を行っている、言い換えればボーッとしながら計算をしているのです。

そりゃあミスも起こりますよね。

  • 自分の暗算力の過信

あなたの思っているほどあなたの計算力は高くないですよ。そろばんをやっていたりインド人なら話は別ですが、二桁×二桁の計算を暗算でできますか?

所詮僕らの計算力なんてたかが知れているのです。

  • 自分の字を読み間違える

僕のことですね。0と6、-12と+2、何度間違えたことやら(笑)

  • 計算規則を間違える

対数の計算規則や微分積分はまず計算規則をしっかりと覚えましょうね。

数列の一般項を綺麗にまとめられない人には累乗の計算規則を使いこなせていない人が多かったりします。

  • 計算自体が難しい

回転体の体積とか積分は計算自体が難しいですね。このレベルになってくると計算をするにも楽に計算をするための思考力が必要になってきます。

計算ミスを減らす工夫

では具体的にどうやって計算ミスを減らしていくのか。その方法を紹介します。

 

  • 自分の犯しやすい計算ミスのパターンを細かく正確に把握する

自分のしやすいミスを知ることがまずは大切です。それもなるべく具体的に。

例えば1/xの微分の計算を間違えたときに、「微分で計算ミスをしやすい」と把握しておくことと、「1/xの微分で計算ミスをしやすい。特に - を付け忘れやすい」と把握しておくことでは大きな違いがあります。

後者の方で把握しておけばこの計算が後に出てきたときに気を付けて計算をするようになりますし、1/x^2の微分のような似た計算でもミスを減らすことができます。

  • 自分の暗算力を知り、途中式を書くかどうか判断する

暗算力を知るひとつの目安として僕は「何段階までの計算を暗算で行うことができるか」をチェックしています。

例えば 2×(3-7) これは① 3-7 ② 2×(-4) という二段階の計算を行っています。

(-2n)^3+(-3n)^2だったら三段階の計算を行っています。

複雑な計算だと何段階と測るのは難しいですが、暗算で行うような単調的な計算では自分が何段階の計算までなら途中式を書かずに計算できるのかを知っておきましょう。

自分の能力以上の時にはちゃんと途中式を書くことで自分の能力以上の計算をしてしまうことによるミスを防止できます。

  • 字だけでなく計算スペースもきれいに使う

センター試験では特にそうですが、限られたスペースを綺麗に使いましょう。

綺麗にというのはあとから見たときに計算を追うことができるという意味です。綺麗に使うことであとから見直しをするときにも有効です。

  • 検算を意識的に増やす

これはとても大切です。ミスをするのならそのミスに気が付けば良いのです。

注意点としては、検算をするときにこの計算は間違っているという意識を持ちながら検算をすることです。でないとなかなか計算ミスに気がつけません。

求まった答えが問題の条件を満たしているか確認することも検算のひとつです。例えば数列だったらn=1,2を代入してみることなどがそうです。

検算の手法をたくさん知ることも計算ミスを減らす技のひとつです。

 

 

以上が計算ミスを減らす工夫です。

たかが計算ミスじゃんという考えを持ってるうちは計算ミスを減らすことはできません。

計算ミスと真摯な気持ちで向き合うことが計算ミスを減らす第一歩です。

 

 

ちなみに「数学科大学生が計算ミスを減らす工夫を紹介する」というタイトルですが、数学科では複雑な計算はめったにやりません。

タイトル詐欺です。ごめんなさい。

 

では、(*・ω・)ノ