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今話題のPBL (課題解決型学習) を実は中学で受けていた件①

こんにちは、中の谷のナウシカです。

 

 

最近大学で流行りの「アクティブラーニング」ってありますよね。

 

座学ばっかじゃこれからのグローバル社会に対応できない!能動的に学ばなければ!

ってやつです。(グローバル社会って言葉自体もはや死語かな)

 

そのアクティブラーニングの一環として

 

Project Based Learning 通称 PBL (課題解決型学習)  

 

ってのがあるんです。

 

どんなものかってザックリ言うと、

  1. あるテーマを学生に与える (例 うんこ)
  2. 学生はそのテーマについて疑問点を挙げる (例 なんでうんこって茶色なの?)
  3. その疑問点について仮説を立てる (例 枯葉も茶色だし、栄養無くなってカスカスになる=茶色になる なのでは?)
  4. その仮説が正しいかどうか検証する (例 栄養を含んだうんこを作って茶色になるか確かめてみよう)
  5. 正しくなければまた新しく仮説を立てる
  6. 繰り返し

と、試行錯誤を繰り返すことで目的をもって能動的に学習しようぜ!という感じのものです。(下品な例を挙げてしまったことを深くお詫び申し上げます)

 

メリットとしては

  • 学生の興味関心がベースになるので、座学よりおもしろい
  • 仮説は違っていて当然なので、間違うことに抵抗がなくなる
  • 得た知識が身に付きやすい
  • いろんなアイデアが生まれる
  • 答えのない問題への取り組み方が身に付く

などがあります。

 

課題としては

  • 先生めっちゃ大変
  • 知識にムラが出てくる
  • 自分で考えて行動できる学生は良いけど、そうでない学生は困っちゃう

などがありますかね。

 

Project Based Learning と似たものとして

 

Problem Based Learning (問題解決型学習)

 

というものもあります。

 

Project と Problem の違いが分かりにくいんですけれど

  • 課題を自分で探すのがProject
  • 与えられた問題に取り組むのがProblem 
  • 課題解決の経験を生かし、より高みを目指すのがProject 
  • 問題を解決することがゴール

という違いがあるそうです。

 

参考 

http://「プロジェクト学習」と「問題基盤型学習」の違い - 未来教育プロジェクト学習

 

個人的にはそんなに厳密に区別しなくてもいいんじゃないかと思いますけどね。

なんでかって、与えられた問題の中から自分でさらに課題を見つけちゃうなんてこともあるだろうし、両者とも自分で能動的に動いて学ぶプロセスを重視している点は共通してますので。

 

 

というような感じでPBLが注目されているんですけど、自分の中学時代を思い出してみると普通の田舎の公立学校なのに理科の授業でPBLが取り入れられていたんですよ~

 

 

今振り返るとかなり異質なのでちょっと紹介しますね。

 

 

 

~植物の分野~

 

 先生「タンポポ外来種と在来種の違い調べてレポートにしてこーーい!(  ̄▽ ̄) どうやって調べるかは自分で考えろよ( ̄ー+ ̄)   もし必要な器具があれば貸し出すからな(o^-')b 」

 

生徒「なんやねんこの先生… まともに授業してくれへん… 」

 

実際違いとして、生息地帯、大きさ、二酸化炭素吸収量がうんぬん、根っこの長さ、綿毛の重さ、等々をみんな調べてたと思います。

 

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出典: 富士花鳥園 公式ブログ 西洋タンポポ・日本タンポポ

 

先生「みんなのレポートの中から一人選んでテスト出すからな( ̄ー+ ̄)   自分の行った実験の方法や結果、考察もテストに書いてもらうからまとめとけよ(^o^)」

 

生徒「鬼!!」

 

ほんとにテストで自分の行った実験の、目的、準備、方法、結果、考察を記述させられました。

模範解答なんてものはありません。正直大学入試の問題より鬼畜かも。

 

 

タンポポはまだまだ続き、

 

先生「タンポポの茎みたいなとこあるじゃん?あれほんとに茎か調べてみてよ(⌒‐⌒)」

 

生徒「いやいやどうみても茎でしょ。何言ってんねん。」

 

タンポポの茎みたいな部分、実は花茎というもので、葉をつけないんですよね。

 

 

先生「ちなみにタマネギって茎どこにあるの??(´・ω・`)

 

生徒「知らんがな。」

 

茎を調べるためにはそもそも茎がどういったはたらきをするものなのかを調べなければなりません。

それを踏まえた上で植物は根、茎、葉から成るという基本的なことを身をもって体感できたと今振り返って思います。

 

~光の分野~

 

先生「これ凸レンズ。光が入ると屈折するよ。教科書や問題集だと一回しか屈折してないけど、これほんとは二回屈折するからちゃんと屈折率とか計算して作図できるようにね(* ̄ー ̄)」

 

生徒「屈折率細かすぎィ…」

 

分度器で何度屈折するか計った苦い思い出。

 

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出典:コピーの不思議Q&A|Ricoh Japan

 

先生「カメラ作るよo(^o^)o」

 

生徒「おおっ楽しそう!」

実際撮ってみた。

生徒「全然上手く撮れへん…」

先生「考察テスト出すから~✌」

 

焦点との距離だったり、像というものを体験しました。

手作りカメラまた作ってみようかな。

 

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出典:エコのタネ|手作りカメラで撮影|キヤノンエコロジーインダストリー

 

地震の分野~

 

先生「震源当てクイズやるよ~  各地の震度を読み上げていくからメモしてってね👍  ○○震度3、○○震度4、… 同じ震度の所結ぶと見えてくるでしょ( ̄ー+ ̄)  大森公式ってのも使っていいぞ!」

 

生徒「理科でリスニングかよ…」

 

先生「テストのときも放送で読み上げていくからがんばれよo(`・д・´)o」

 

生徒「は???」

 

テスト本番もほんとに放送である地震における観測値での震度が読み上げられ、それを元に震源がどこにあるか求める問題が出題されました。

地学の分野では他にもテスト中に岩石が配布され、名称を答えたりしました。ちなみに花崗岩でした。

 

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これまでのことでんじろう先生がやるような理科の実験教室じゃないですからね!

普通の田舎の公立中学校の理科の授業です!

 

大学との提携だったりは何にもないので大がかりな実験はできませんが、

PBLをかなり先取りして実践していたこの先生おそるべし。

 

もちろん実験ばっかりやっているので、授業中に教科書を解説したり、問題を解いたりすることは滅多にありません。

実験をやる上で必要な知識があれば、自分で調べて理解していくのが前提です。

 

なので1年生のときは正直何やってるのか分からなかったですね。

おもしろさもよくわからなかったです。

教科書は一切使わない授業。

変なことばっかりする困った先生だと思ってました。

 

 

とりあえずこの辺で一回区切って次回に回します。

 

2年生で行った実験はなんと、

うんこ作り!

 

さっきの例、実話だったんです。。。

 

 

では(*・ω・)ノ